坂本昌行主演 ミュージカル『THE MUSIC MAN』観てきました! at日生劇場。
いやー日生劇場、私行くたびに中学生の鑑賞教室とぶち当たるから今回も警戒して行ったわ。今回はいなかった! 席が前の方だったから、あ、大丈夫だなって思ってはいたけど、到着するまでちょっと警戒はしていた(笑)。
まーくんの舞台はやっぱり前の席取れるな! 一応双眼鏡持って行ったけど、不要でした。
舞台は1912年アメリカ。ハロルド・ヒル教授はマーチングバンドの先生のふりをして、楽器・制服などを売りつけ、お金を持ち逃げする詐欺師。訪れた田舎町で「教授」を名乗り、ビリヤードという悪い遊興から街を守るためと嘘をつき、マーチングバンドを編成しようとする。(パンフレットより。)
フライヤーと作中のキーワードを説明した別紙が置いてあったので頂いてきた。それによると、
アメリカにおいて「橋」は、恋人たちが逢引する場所、イチャイチャする場所のシンボルとしても使われる。
とあって、ああ「マディソン郡の橋」ってそういう意味もあったのか…。と、ン十年経って知る(笑)。
冒頭はセールスマンの男たちが乗る列車内で、セリフのような歌(ちょっとラップに近いような感じだけど、もう少しリズムがある)で設定の説明があるんだけど、これめちゃむずいシーンだな。いうなれば、めっちゃ早口のセリフの応酬。これをリズムに乗せて言うというか歌うというか。このセールスマンの中にまーくんいるんだけど、立ち上がるまで気付かない。
で、まーくんは薄いストライプが入った白いスーツを着ているのですが、あれナナミンってこんな感じの服装? という思いがちょっと過った。ナナミンのスーツはクリーム色っぽいんだけども。
ヒロインマリアンの弟・ウィンスロップ(7-8才くらい? 内向的で発語に問題がある)が、家族とも1日に三言くらいしか話さない子なんだけど、ヒル教授から楽器を渡された途端、すっごい喋りだすの。ここがぐっとくるよ。
最後のマーチングバンドのシーンもふいに泣いてもうた。
あと、元純烈の小田井さんがヒル教授の昔の仲間で出てるんだけど、背ぇ高くて存在感がありました。まーくんと同い年なんだって。大きいんだけどなんかかわいい感じがハマってたな。
この町ではヒル教授、何も悪いことしてないんだよ。楽器も渡したし、制服も渡したし、演奏は教えてないけど(教えられない)、これだけ覚えていればいいって言った(まぁデマカセだけど)、ことをバンドの子たちがみんな覚えて練習して演奏できるようになって。
ちなみに私、幼稚園の時、何かの行事で披露したマーチングバンド内でベルリラやってたので、ベルリラ出てくるとつい見ちゃう。あれ、花形の楽器よね。
町の人たちも、最初はみんな茶色とかモスグリーンみたいな地味な服ばかりなのに、ヒル教授が来て、みんなが新しいことを始めて服装が明るくなるの、『シェルブールの雨傘』のマドレーヌみたいだった。(これもまーくん主演の舞台ですが)
カーテンコールは3回。3回目スタンディングオベーション。
そして次の舞台『キャメロット』が10月にまた日生劇場で上演。楽しみです。
そして舞台終わりにまたキハチカフェでお茶した。このロールケーキすごく美味しかった。
ちなみに席では、七海のとんスキパロぽちぽち打ってました。